楽天藤井聖投手(25)が、4回5安打4失点でノックアウトされた。

1回は3者凡退で打ち取るも、2回以降はボール先行。1点リードで迎えた2回は、先頭から2者連続で四球。続くウィーラーに中前打を放たれ、無死満塁のピンチを招いた。ポランコには中犠飛、増田陸に中堅へ適時二塁打。2死一、三塁で丸に左前適時打を浴び、3失点。2回だけで40球を要した。4回には丸にバックスクリーン右へソロを浴び、降板。「打者に向かっていくことが大切というなかで、少し大事にいきすぎてしまってもったいない投球になってしまいました」と悔いた。

開幕から先発ローテーションを守り抜いていた滝中が不調でファームへ。空いた1枠に藤井が入り込んだが、後手の投球で結果を残せず。チームは9カード続けて初戦を落とした。石井GM兼監督は藤井に対し「内容は全くないのでそんな投球をしても失敗から学ぶものもない。あれじゃあローテーションに入れられない」と厳しかった。

▽楽天藤井(4回5安打4失点で今季2敗目)「自分が勝手に慎重になりすぎてしまったので、自信をもってゾーン内で勝負できるようにしたいです」

【関連記事】楽天ニュース一覧