広島ライアン・マクブルーム内野手(30)が5回までに単打、二塁打、本塁打と3打席連続安打を放ち、サイクル安打に王手をかけた。

1回2死二塁から左前適時打で先制点をもたらすと、4回は左中間を破る二塁打。4試合ぶりマルチ安打とした4番は、2点リードの5回、2死三塁から左中間席に放り込んだ。「リラックスして打てる球だけを狙っていました。コンパクトにしっかり捉えることができました」。来日3度目の猛打賞となり、三塁打が出ればサイクル安打となる。サイクル安打達成なら21年9月18日の巨人戦の塩見(ヤクルト)以来で、広島では14年9月2日の巨人戦でのロサリオ以来8年ぶり(7人目)となる。

マクブルームは5月8日DeNA戦でも2打席目から単打、二塁打、本塁打を記録。サイクル安打に王手をかけて臨んだ5打席目は左翼への2打席連続本塁打だった。