統一球の新たな契約に向けたコンペが進んでいる。24年からの契約に対し、現在、4社が応募。日本野球機構(NPB)の井原敦事務局長は5日、「今年の秋から来年にかけてのキャンプとかの練習で試していただかないと決まらない。メーカー決定は、2023年の3月を目標にしています」との見通しを示した。

既に、各メーカーはサンプル球の製作を開始。今秋キャンプなどでサンプル球を選手が試用して、その結果を10月中に出し、来年1月の理事会で選定、同3月にはメーカーを決定するという。同事務局長は「契約締結してから、統一球の製造を23年3月か4月ぐらいから始めていただく。来年の秋季キャンプでは、24年シーズンの統一球を納品して、2024年から使っていただく」と話した。