巨人のドラ1守護神・大勢投手(23)が、全球直球勝負を宣言した。「マイナビオールスターゲーム2022」(26日=ペイペイドーム、27日=松山)のファン投票最終結果が6日、発表され、抑え投手部門で初選出。巨人の新人選手では、上原浩治、二岡智宏以来、球団23年ぶりの快挙となった。

大勢は最速159キロの直球を武器に、5日までにリーグトップの24セーブをマーク。オールスターゲームは06年の「藤川対カブレラ」の対戦が記憶に残っているという。藤川が直球を予告し、カブレラと力と力のぶつかり合いの末、火の玉ストレートで空振り三振を奪った。カブレラも当てに行かず、フルスイングで応じた。当時7歳の野球少年だった大勢は「すごく印象に残ってます。直球勝負で、しっかり勝負して、見ている人がワクワクするような対戦をできたら良いかなと思います」と全球直球勝負を宣言した。