阪神が10日のDeNA戦(横浜)で11カードぶりの連敗を喫し、3位に転落した。この日、近本光司外野手(27)が新型コロナウイルス陽性疑いで登録抹消された。1番中野、5番大山に続いて、3番打者も不在となった打線は今季19度目の0封負け。2年連続規定打席に到達した佐藤輝明内野手(23)も4打数無安打、3三振に終わった。

▼佐藤輝の打席数が、445となり、今季の規定打席443を満たした。阪神の選手が新人から2年連続は、同期入団の中野に続き2リーグ分立後9人目。なお同一球団の2選手が新人年から2年連続で規定打席に到達したのは、62~63年東映の岩下光一、青野修三以来プロ野球59年ぶり(岩下、青野は64年も到達し3年連続)。セ・リーグでは初のコンビとなった。