打線を組み替えた巨人が、中日に連勝し、5月以来3カ月ぶりの2カード連続勝ち越しを決めた。不動の4番だった岡本和を3シーズンぶりに4番以外の打順となる6番に下げ、中田を加入後初めて4番に据えた。

1回から「91代4番」が輝いた。2死三塁、追い込まれながらもファウルで粘り、中日松葉の9球目のチェンジアップを捉え、先制の中前適時打を決めた。

先発の山崎伊は投打で存在感を示した。本職の投球では6回4安打1失点。18アウトのうち、12のアウトを内野ゴロで奪う、打たせて取る投球で凡打の山を築いた。6回無死一塁では、打球に右足を出して止め、一時は治療で下がるも続投。無死満塁のピンチを招いたが、内野安打の1点にとどめた4勝目をあげた。

定評のある打撃では、2点リードの6回2死一、二塁、左越えの2点適時二塁打を放った。5回先頭での右前打に続いて、この日2安打目の適時打に、二塁ベース上でガッツポーズで喜んだ。これで今季6安打目、5打点目とし、16打数6安打で打率3割7分5厘と存在感を示している。

チームは3連勝した5日からのヤクルト3連戦に続いて2勝1敗で勝ち越し。2勝1敗だった5月13日からの中日3連戦と、3連勝した同17日からの広島3連戦以来の2カード連続勝ち越しとなった。

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