阪神佐藤輝の弟、関学大・佐藤太紀内野手（4年＝関西学院）が、秋の初戦に代打で登場した。5点を追った8回無死一塁で打席へ。だが5球目のチェンジアップにバットは空を切り、空振り三振に倒れた。

佐藤太は「高いレベルで野球をしたい」と、全日本大学野球連盟にプロ志望届を提出。「やれるところまでやりたい」と、野球一本に進路を定め、NPB、独立リーグで野球を続ける希望を持つ。兄の佐藤輝が阪神で活躍していることからも刺激を受けたと明かし「近い人がああいうところでプレーしているのは、自分の中で影響はあると思います。強くしっかり振る意識でバッティングはやっています。結果を出さないと」と表情を引き締めた。