日本ハムは14日、北海道高野連と取り組む野球競技普及事業「キッズフェスタ」を、昨年に続いて北海道内各地で開催すると発表した。今年は9月から10月にかけて、北見、釧根、函館、十勝、札幌の5支部で実施する。参加は無料で、申し込みは道高野連の公式ホームページから。

「キッズフェスタ」は道高野連の高校野球200年構想の一環事業で、18年からスタート。野球のプレー経験がない子どもたちに楽しさを体感してもらおうと、高校球児が講師となってキャッチボールやバッティングなど体験の場を提供してきた。21年からは、ファイターズベースボールアカデミーのコーチも加わり、野球の裾野拡大に取り組んでいる。

日本ハムの稲葉篤紀ゼネラルマネジャー兼スポーツ・コミュニティ・オフィサーは「北海道のプロ、アマが一体となり共通課題に取り組んでいくことは、これからの野球界にとって、とても大切なことだと思います。今回の体験会でたくさんのことを学び、これからの成長につなげてくれることを期待しています」とコメントした。