巨人大勢が“歴史的被弾”から一夜明けた14日、ジャイアンツ球場の1軍練習に参加した。前日13日のヤクルト戦(神宮)では9回2死一、二塁、村上に歴史的な55号3ランをたたき込まれた。「主導権を握られたというか、自分の間合いでしっかり準備して打席に入ってくる感じが、なんか嫌でした」と威圧感に押された。渾身(こんしん)の外角直球だったが、打たれた瞬間、柵越えを悟った。

会話はしたことはないが、同学年として意識する存在。「胸を借りるつもりで投げたんですけど、きれいに力負けしたというか、打たれた。まだまだ、もっと成長していかないといけないと改めて感じさせられた1球でした」と肥やしにする。残るヤクルト戦は20日の1試合のみだが、CS進出を決めれば村上と対戦する可能性は高まる。「次はしっかり抑えられるように準備して、向かっていきたい」とリベンジを誓った。

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