阪神佐藤輝明内野手(23)が、自身22試合ぶりの1発となる先制の19号ソロを放った。0-0の2回、2死走者なしの打席から巨人戸郷のフォークをすくい上げ、右翼スタンドまでかっ飛ばした。8月20日の巨人戦(東京ドーム)以来約1カ月ぶりで、今季最長ブランクの90打席ぶりの1発。試合序盤に、大きな先制パンチを食らわした。

ベンチでは矢野監督からたこ焼きを模した「虎メダル」を首にかけられ、最近チーム内で流行中の井上ヘッドコーチが現役時代に行っていた、両手を頭上斜め上に挙げるガッツポーズ、「ピンキーガッツ」を決め、喜びを表した。「積極的にスイングしていこうと思ってましたし、しっかり芯で捉えることができたので、ホームランになって良かったです。ピンキーガッツ!!」とコメントした。

この日は近大の大先輩で、今季限りでの現役引退を発表した糸井嘉男外野手(41)が1軍本隊に同行した一戦。先輩が見守る前で感謝の豪快アーチとなった。

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