阪神西勇輝投手(31)が巨人に今季初失点を献上するなど、6回8安打3失点で9敗目を喫し、2年ぶりの2桁勝利はおあずけとなった。

初回は吉川をシュートで空振り三振。2死で迎えた丸には内角直球で見逃し三振を奪い、好スタートを切った。

しかし、1点リードの5回の先頭でウォーカーに中越え三塁打で出塁を許す。続く大城、戸郷を抑えたが、吉川に適時中越え二塁打を浴び、今季初めて得点を献上した。

さらに、1-1の6回1死で迎えた中田に甘く入った直球を完璧に捉えられ、勝ち越しソロを打たれた。巨人打線の勢いに押されたのか、続く2死で迎えたポランコに右翼席上段へのソロを浴びKO。

右腕は試合前時点で巨人に今季3試合で先発し、完封勝利を含む無傷の2勝と巨人キラーぶりを発揮。5年連続で規定投球回に到達したが、後半に力尽きた。

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