法大が勝てない。この日は中2日で先発した尾崎完太投手(3年=滋賀学園)が2回に4失点。打線は今季初の2ケタ12安打して猛追したが、リリーフ陣も踏ん張れず、終わってみれば大敗になった。

加藤重雄監督(66)が悔やんだのは6回、1点差に詰め寄り、なおも1死一、二塁としたあとの攻撃だ。ここで中津大和外野手(2年=小松大谷)に中前打が出たが、二塁走者が生還できず、三塁に止まった。そのあと満塁と場面は変わり、2者凡退。直後に4失点していた。

同監督は「4-4にできたと思いました。そういう細かいミスが出たら、大差になってしまう。ウチの攻撃の詰めの甘さだと思う」と話した。1勝6敗となり、いまだ勝ち点がない。