楽天鈴木翔天投手(26)が先発転向を視野に入れ、新球種習得に着手した。

秋季練習に参加し「奥行きを使えたら何でもいい。スローカーブでも、緩いスラーブでもいいし、チェンジアップ。自分に合うのを見つけていきたい」と、平地での投球で試行錯誤を繰り返した。最速155キロの剛速球に、スライダー、ツーシームを多投してきたが、緩急つけられる新たな武器を模索する。

今季開幕前は先発調整を続けていたが、左脇腹付近を痛め断念。復帰後は中継ぎで38試合に登板し、初ホールドも初勝利もマークし飛躍の4年目とした。ポジションにこだわりこそないが、チームは先発ローテへの若手台頭が課題。「困ったら真っすぐとスライダーになっちゃうので、もう1球種。(石井GM兼)監督に使ってもらえるように、(先発と中継ぎ)両構えで準備してます」とレベルアップを図る。

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