ソフトバンクは5日、ペイペイドームに隣接する商業施設「BOSS E・ZO FUKUOKA」で新入団選手の発表会見を行った。

ドラフト1位のイヒネ・イツア内野手(18=誉)は、将来的に憧れる柳田の背番号「9」を継承する意気込みだ。「付けてみたい気持ちはあります。それに見合う選手にならないといけない」。まずは今季まで牧原大が背負った「36」に決まり「愛されるような選手が付けていた番号なので、僕もそういう選手になりたい」と意気込んだ。会見後は商業施設「BOSS E・ZO FUKUOKA」内にある、ふれあい動物園を訪れ、ライオンやヘビと戯れた。

○…2位の大津亮介投手(23=日本製鉄鹿島)は「7色の変化球」で来季新人王を狙う。「器用な方。人にできないことをやりたくなっちゃう」。変化球研究に熱心な右腕はスライダー、カットボール、カーブ、チェンジアップ、ワンシーム、スプリットと持ち球が豊富。しかもカットボールやワンシームは意図的に変化の幅を操ることもできるという。即戦力の期待に応え、1年目から1軍争いに割り込む。

○…昨年の19人を上回り、支配下、育成を合わせて20人の大所帯で新入団会見を行った。商業施設「BOSS E・ZO FUKUOKA」内にある「よしもと福岡劇場」のステージ上で、3列に及ぶお笑いライブ顔負けの“ひな壇”スタイルとなり、それぞれ目標などを語った。会見に出席した藤本監督は「みんな目標が高いなと感じました。将来性豊かな選手がたくさん集まった。育成施設が12球団一、整った球団なんでね。1日も早く1軍で試合に出られるように頑張ってもらいたい」と期待を込めた。

○…王球団会長が新入団選手のウエルカムパーティーに出席した。11月3日の宮崎秋季キャンプ初日に新型コロナウイルス感染以来、約1カ月ぶりの球団行事参加。「関係者、ファンの皆さん、ご心配をおかけしました。今日は新入団選手たちの元気な姿を見る大事な機会ということで参加しました。今後は無理のないように活動を再開していきます」と、広報を通じてコメントした。

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