東京6大学の立大が16日、埼玉・新座市内の同大グラウンドで全体練習をスタートさせた。

この日はあいにくの雨で、室内練習場でメニューをこなした。

今年のチームスローガンは「革新」に決まった。選手間投票で選出された新主将の西川晋太郎内野手(3年=智弁和歌山)は「優勝できるかもしれない試合が続いたので、何か新しくならないと勝てないという思いが1番強かった」と話した。

今年は、楽天からドラフト1位指名を受けた荘司康誠投手(22)や4番を務めた山田健太内野手(22)など、投打で主軸を担っていた選手が抜けるが「それもいいふうに捉えて、思い切りのいいチームにできたら」と前向きだった。

陸上部は55年ぶりの箱根駅伝出場を果たし、同大の歴史を大きく変えた。溝口智成監督(55)は「おめでとうという気持ちと同時に、負けちゃいられない気持ちもある。立教体育会の主役を奪われないように頑張りたい」と17年春以来のリーグ制覇へ刺激を受けた。