中日立浪和義監督(53)は18日、12球団監督会議に出席し、意見交換を行った。

DH制度やタイブレーク制度の導入などさまざまな意見があったとした上で「どこかで(まず)1年決めてやってみることも必要かもしれない」と試験的な導入も選択肢の1つとの認識を示した。

またこの日は沖縄キャンプの1軍、2軍メンバーを発表。高校生捕手として異例の1軍スタートとなったドラフト4位の山浅について「コーチ会議で決まった。1度、見てみたいということです」。一方で先発に挑戦する根尾の2軍については「先発をするための課題はたくさんある。期待の大きい選手だが、今回はあえてじっくりやってもらうということで2軍スタートとしました」と説明した。

◆セ・リーグのDH制導入議論 20年日本シリーズ(ソフトバンク-巨人)ではコロナ禍の過密日程による投手の負担減を理由に、ソフトバンクが全試合DH制を提案し特例で認められた。20年12月14日、巨人がコロナ禍の負担軽減などを理由にセ理事会で翌年の暫定的なDH制導入を提案するも、賛同を得られず見送り。21年1月19日のセ理事会で巨人が再び暫定的な導入を提案したが、他5球団が反対し見送られた。大リーグではナ・リーグが昨季からDH制を導入し、両リーグともDH制を採用している。