日本野球機構(NPB)の井原敦事務局長は3日、3月のWBCを戦う侍ジャパンに参加するメジャーリーガーの代表合流時期について「まだ調整中と聞いています」と話した。

パドレス・ダルビッシュ有投手(36)は、2月17日から始まる宮崎合宿に初日から参加することを表明済み。エンゼルス大谷翔平投手(28)、カブス鈴木誠也外野手(28)、レッドソックス吉田正尚外野手(29)、カージナルス・ラーズ・ヌートバー外野手(25)の4人については、調整が続いているという認識を示した。

一方で、メジャーリーガーが宮崎合宿から参加するにあたり、NPBは保険料を支払う準備ができている。井原事務局長は「(12球団に保険料の)説明はして、了解いただいています」と話した。ただ、保険料を支払ったからといって、宮崎や名古屋での壮行試合への出場が認められるかは別問題とした。同局長は「契約の内容に触れるので」と、それ以上の詳細は伏せた。

現状ルールでは、メジャーリーガーがWBC開幕前に出場できるのは、3月6、7日の強化試合2試合のみとなっている。