日本ハム江越大賀外野手が古巣阪神戦で、恩返しの右越え4号ソロを放った。

3-0の4回、阪神の2番手、西純の直球をバットに乗せた。両チームのファンが大絶叫。江越は「何も考えていなかったです。振ったところにボールが来ました!」。一塁を回ると力強くガッツポーズ。新庄監督らベンチの首脳陣も、互いにグータッチで大喜びだ。

同じく阪神OB新庄監督の“魔法の言葉”が、打撃低迷中だった江越の背中を押した。約1カ月前に3試合連続本塁打を放ち、SNS上では「江越覚醒」がトレンド入りも、最近は元気がなかった。この日の試合前、いつもより早い時間帯にグラウンドに顔を出した新庄監督は「1番センターね!」と、早出練習中の江越に“通告”した。移籍後初の「1番センター」に「びっくりしました。まさか1番とは」と目を丸くした江越だったが、指揮官の期待にきっちり応えた。

【動画】江越大賀が古巣から4号ソロ なんと、なんと逆方向へ 貴重な追加点にベンチ大喜び