広島が6年ぶりの交流戦4連勝で、首位をキープした。先発の床田寛樹投手が今季最長の8回を投げ、1失点。パ最多6勝のロッテ西野を西川、秋山の連続適時打で攻略し、貯金を今季最多4に積み上げた。

敵地のヒーローインタビュー。床田は「こんなに赤いと思ってなかった。力強い声援ありがとうございます」と左翼のカープファンに感謝した。左肘の炎症で5月17日に出場選手登録を抹消され、復帰2試合目で昨年7月19日阪神戦以来の8回を投げ抜いた。4回に1点を失ったが、頼れる姿を見せ続けた。9回を矢崎拓也投手に託し「2人でリレーできたらいいねと話してたらできた。7年かかったけどできてよかったです」と同期生との共闘を喜んだ。

交流戦4連勝は17年6月3日ロッテ戦から同9日楽天戦まで6連勝して以来。「戦いながらチームが力を付けてきているなという手応えは感じていますね」と新井監督。交流戦が鬼門とは、もう言わせない。

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