2024年からさわかみ関西独立リーグに参戦する姫路の監督を務める元オリックスの海田智行氏(36)が、近畿学生秋季1部リーグの視察に訪れた。
海田氏は昨季限りで現役引退を発表。今季からプロ野球の試合中継の解説や、古巣の社会人・日本生命で定期的にコーチとして指導に励む。
多忙を極める海田氏は、今年6月、来季発足する姫路の監督に就任した。
現在チームにはマネジャーはおらず、監督の海田氏と球団代表がチームの立ち上げのために、選手のスカウトとスポンサー集めに奔走中だ。入団に向けたトライアウト受験希望者は、姫路のインスタグラムのダイレクトメールで受け付けている。
「一番不安なのが、選手が集まるのかということ。プロ野球選手になりたいっていう夢を追いかけたいけど、でもその場所がないっていう選手のために独立リーグがあるべきなので」
熱く語った海田氏は、すでに関西近郊のほとんどの大学へ選手の視察とあいさつに回った。運営の大半をスポンサー収益でまかなう独立リーグならではの事情とも誠実に向き合う。「スポンサーを集めないと、運営が続いていかないので。姫路は横のつながりが強くて、地域性に情熱的なところがある。僕らもその気持ちをぶつけています」。
次のトライアウトは、30日に行われる。「『最後のチャンスを追いたい』というハングリーな選手を集めたい」。新米指揮官は力強く意気込んだ。【中島麗】



