4連敗で7季連続のV逸が決まった日本ハム新庄剛志監督(51)の、主な一問一答は以下の通り。

新庄監督 どうでしたか?加藤君(加藤貴)は。左肘の張りから(復帰して)久々に投げて、ちょっとメリハリがないというか、ゆったりしたモーションから、スピードガンより速く感じるような球は今日はなかったかな。まあ、次はね。彼なら直してきてくれると思うんで。

--今日の負けで優勝の可能性がなくなった

新庄監督 仕方ない。実力がないということで。まあ、これからですよ。

--去年のV逸時には「優勝を目指さないじゃなく、優勝を目指せなかった」と。今年は

新庄監督 今年は(選手に)経験させてね。土台がだいぶん出来てきたので。ここからはもう見守るというか、一気に成長してもらって。もう見守っていくしかないですね。プレーするのは選手なんで。一番いいのは僕が何もしなくて、グラウンドでプレーしている選手がどんどん活躍して勝つこと。強いチームっていうのは、どっしり監督が座って見守るぐらいの。作戦なんか、そんなにいりませんよっていうチームになるためには、やっぱり経験していって自信をつけて、結果を出してくれるのを待つという。そんな、2年そこらじゃね。急には伸びないので。

--今年は1点差ゲームが多い

新庄監督 ホントね。それも成長ですよ。去年は別として、今年はそういうゲームが多くなっていたというところの経験はしているので。それをひっくり返す実力はあると思うし、そのためには経験(が必要)。あとは、野球っていうのはヒット打つのが前提ではなくて、点を取って勝つゲームなので。ランナーがサードにいて、1アウトで内野が下がっていたら、内野ゴロを(打って)自分が犠牲になって、1点を取りに行く。その積み重ねで勝っていかないといけないからね。そういうのを、自分たちで分かってもらえるようになってきたら、その1点差が逆になってくると思う。でも、まあ、野球は80%、ピッチャーなので。ピッチャーが抑えてくれたら点が入らないので。そういうところで四球(を選ぶことが大事)。あとは、向こうに有利なカウントを作らないというところですかね~。

--去年より防御率は上がっている

新庄監督 ね。それも成長じゃないですか。

--監督から見て個人は成長している

去年は子供でしたからね。今年は高校卒業して、世に出て行くような感じにはなってきていますからね。

--優勝するにはさらに大人にならないと

新庄監督 そうっすね。そうなるには経験しかないと思うから。楽しみですよ。

--監督の手応えとしては(選手の成長が)うれしい

新庄監督 もちろん、もちろん。楽しさしかないですね。ここから、どんどんどんどん成長していって。これが一気に化ける可能性もあるんじゃないかなっていうチームには、間違いなくなっていると思うから。その爆発を期待したいというところはありますね。

--来年に向けて戦力の判断はある程度出来た

新庄監督 そうですね。去年は見極めの年で、今年は見極めた選手、合格者達が今、スタメンで出て。土台は出来てきたと思うし、あんまり他所のチームに引けは取っていない気がするんですよね。1点差で負けた試合が多いっていうことは、いい勝負をしているので。紙一重っていうところは、すごく感じます。

--13連敗がなければ

新庄監督 ミスね。ミスなんですよ。エラー。あとはピッチャーとキャッチャーの見えないミス。走塁ミスもあるんですけど。そこさえ…。この球場の難しさも。今日も(西武の)外崎君が普通のゴロをね(ファンブル)。うちのチームは、この球場でたくさん試合をしないといけないから。ここの土は難しいっちゃ、難しいですよね~。甲子園の土に変えてもらおうかな(笑い)。(甲子園は)素晴らしかったから(笑い)

--清宮の交代について

新庄監督 なんかね、ベンチで見ていて、ワクワクさせてくれない。見逃し方にしても、打ちに行って止める姿勢が、最近ちょっとないから。だったら、王柏融の方が期待感があったので。ガ~って闘志を出して欲しいなっていうところで、代えました。

--中途半端なスイングの三振もあった

新庄監督 ん~、ね。そんなに、びっくりするようなボールじゃないから。そういうところの歯がゆさがあったので。明日、彼が今日のこの交代をどう思うか。ベンチでは、しっかり声は出していましたから。切り替えて(打線を)引っ張って行ってもらわないとね。とは言っても、まだ(レギュラーに定着して)1年目ですからね。去年も2割1分?今年はステップアップを1個して。でも、間違いなく中心選手の素質はあるしね。あとは結果と、打席での内容と、姿勢ですね。なんか期待できそうだな~という雰囲気を出してもらったら、またみんなも、それを見て、まねじゃないけど「よし、オレたちもやろう」っていう気持ちになってもらわないといけないので。惜しかったね、今日、万波君の(二塁打)。やっぱり1本(ヒットが)出て、その次の打席で右中間に。あれも角度さえ良かったら(西武の)中村君みたいなホームランになると思うので。(状態は)上がってくると思いますよ。あとは、野村君がね…(笑い)。チャンスに回ってくるね、どこの打順でも!紙一重、これも。ここで打てば乗るし。打てるまで、こっちが我慢して。やっぱり(打線を)引っ張って行ってもらわないといけない選手の1人ではあるので。1本出たら変わってくると思うので。

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