「東都6人衆」と呼ばれるドラフト候補の好投手たちがそろい踏みした。ドラフト1位候補の最速158キロ左腕、細野晴希投手(4年=東亜学園)は今季2度目の先発マウンドで8回2安打無失点。9三振を奪う力投で21年春以来の1部勝利を挙げた。。中大は同じくドラフト1位候補の西舘勇陽投手(4年=花巻東)が1安打無四死球、13三振を奪う準完全投球で亜大から完封勝利を挙げた。亜大・草加勝投手(4年=創志学園)、青学大の常広羽也斗投手(4年=大分舞鶴)と下村海翔投手(4年=九州国際大付)、国学院大・武内夏暉投手(4年=八幡南)もそれぞれ登板した。
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18日の1戦目から中継ぎ、抑えに回っている青学大の最速155キロ右腕、常広は6回、逆転を許しなお1死二塁のピンチでマウンドに上がった。この日最速153キロの真っすぐを軸に、3回2/3を3安打無失点。安藤監督は「常広じゃないと、という場面になってきている」と敗戦にも、常広に全幅の信頼を示した。