阪神が2連敗を喫し、1勝2敗で黒星先行となった。指名打者制のないセ・リーグ仕様で迎えた得意の本拠地初戦だったが、逆転負けで劣勢に立たされた。岡田彰布監督(65)の一問一答は以下の通り。
-バッターは最後まで集中して攻めたが
「そうやなあ、(5回1死一塁から)バント1つ、アウトにしといたらええのにのう。ゲッツーとれると思ったんやろうなあ」
-そこがポイント
「そうやなあ。1点やったらな、全然平気やったけどな」
-守備はうまい選手だけに
「そやろな。ゲッツーとれるボールやろうな。握れてなかったよ。こっちから見とったらなあ。最後、ポーンって跳ねたからな。バントが」
-西勇のけん制球もあったが、独特の緊張感がある
「いやいや、緊張感というか、アウトにできると思って投げているわけやから」
-攻撃は、各打者しっかり役割を
「おーん、まあだから、そうやなあ、4点はちょっときつかったけどな。残り4イニング残っていたから、1点2点先にかえしたらっていうのがあったからな」
-森下はいい感じになった
「いい感じって戻ったんやろ。今までがあんなボール球ばっかり振って悪かったわけやから、ボール球を振らへんかったらちゃんと打てるんやから」
-森下以外も終盤は見極めができていた。
「そら普通に攻撃ができたよ、後半はな」
-3回近本の盗塁はサインか
「そら走ったらサインやろ。そんなん勝手に走らせへんよ」
-あそこは仕掛けたと思うが
「いや、あそこはって盗塁してアウトになっただけやろ。なんでそんなん全部成功せえへんやん盗塁なんて、近本でも。アウトになっただけやん。ちょっとスタート悪かったけどなあ。やめたらよかったけどなあ、初球やったら。そんなん、全部走ったら成功なんかせえへんやん」
-最後も惜しかった
「最後もなあ、そらフォークが武器のピッチャーやからな。もうちょっとな、あそこでパッと見極めたらええけどな。そらお前、難しいよ。向こうも勝ちパターンのピッチャーが投げてるわけやから」
-もう勝ち負けだと言っていたが
「いやいや、もう全然切り替えられるよ、そらもう。そうやなあ、最後こうやって追い上げとけばなあ、だいぶそら、展開も違うし」
-あらためてオリックスも粘り強い
「そうやな、やっぱり、2戦目もやっぱりミスなあ、こっちもバント、だからちゃんとバントしてくれたら一塁アウトでもよかったんよ、結局な。そこは紙一重よ、もうしょうがないやん、それは。ゲッツー取れるボールやからな、おーん。そんなもん強引にいったあれじゃないからな、ゲッツー取れるバントになったわけやから、それは紙一重よ。もっとええバントしてくれた方が一塁でアウトになったかもわからへん。それはゲームの中でわからへんことやからな、結局は」
-甲子園の大歓声は
「ずっといっぱい入ってる言うてるやんか」
-甲子園の声援はやはりすごい
「いやあ、俺らわからへん。いつもそういう声援もらってるから、分かれへん、俺らは」
-追い上げをみたら悲観することない
「いや、そんな全然、そら。まあ1つ追い越されたけど、また明日あるし。いや、いろいろ考えることいっぱいあるやんか。(6回)もう広岡歩かそうと思ったけどな。だから山崎を外して、(宇田川)あそこ3分の1やったからな。あした宇田川どうするか知らんけど、1回3分の1投げたから。(代打)T-岡田出すかなと思ったけど、まあ、そこまでやる必要ないと思った」
-宗の2点打は
「ああ、3-2になったからな。ちょっと取りにいったよな、やっぱり」