“目覚まし1バンバン起用”がまたまたハマった。日本ハム新庄剛志監督(52)が、ロッテ戦で今季初めて1番でスタメン起用した万波中正外野手(24)が決勝打となる先制タイムリーを含む2安打2打点。前日まで出場10試合で37打数4安打、打率1割8厘と不調も、一気に復調させ「昨日の(万波の)3打席目のときに『1番で行こう』と決めました。新庄剛志、大当たり~」とご機嫌だ。2連勝で2カードぶり勝ち越しを決め、貯金を4に増やした。
なぜか初めて1番に抜てきした選手が、活躍する。4月5日西武戦の加藤豪は初の4安打、同9日ソフトバンク戦の郡司は初回4得点の口火となり、同30日西武戦の細川が今季初猛打賞。魔法のようなオーダーに思えるが、指揮官はこの日の試合前、万波へ「フォームと勝負していて投手と勝負できていない。構えが小さく見える。普通に構えて。ガンガン振っていこう」と助言。しっかり“目覚めのツボ”は押していた。
万波は「(無安打だった)昨日の試合後、もしかしたら1番があるんじゃないかと思った。実際にそうなって気持ちも入ったし試合前の監督の言葉に背中を押された」。指揮官の不思議な覚醒術も絡めながら、5差で追う“1番”ソフトバンクの座を狙う。【永野高輔】



