日本ハム新庄剛志監督(52)がファンの思いを背負って審判団へ“抗議”した。
試合前のメンバー表交換後に約2分間、審判団と話し込んだのは「昨日の、あれ」。30日のオリックス戦(エスコンフィールド)の2回にオリックス森の右翼ポール際への打球の本塁打判定を巡ってリクエストを行使したが、結果が覆らなかったシーンについてだった。「すごかったんですよ。(ファンから)僕のところにDMが…あれはしっかり言ってほしい、と」。使命感を持って審判団と対峙(たいじ)したという。
前夜のリプレー映像は1パターンしかなく、その映像では右翼ポールよりかなりファウルゾーン側を通過していたようにも見えた。
新庄監督は審判団に「昨日の場合はあの映像しかなかったんで、あの映像で判断はしてほしかった(と伝えた)。あの映像だったら、完璧に僕はファウルと思ったんで。あれがギリギリで分からない状態だったらやっぱり(最初の判定の)ホームラン優先で分かりますけど、映像を見た限りではっていう話をした」。
一方で、球団には“証拠”となる、いろんな角度からの映像が撮影できるようにお願いしたという。その上で、新庄監督は審判団に「ああいう映像を違うパターンで用意しますんで、(今度は)お願いしますって言いました」。
そして、球界全体にも提言した。「マツダスタジアムもビデオ判定(リプレー検証)の映像が、めちゃめちゃ遠かったんですよ。やっぱリクエストっていうシステムが生まれるのであれば、やっぱり球場(全体)がしっかり分かるような映像をつくらないと、このシステムはあまり意味はないとまでは言わないですけど…。その辺はソフトバンクさんなんかはものすごい、あれじゃないですか、角度の(映像がある)。あれぐらいは全球団がやるべきじゃないかなと思いますけど」。有利不利の問題ではなく、誰もが納得する形でのリクエスト制度の整備がされることを願った。



