中日高橋宏斗投手(21)が5日、チームの連敗ストップに意気込んだ。6日DeNA戦(岐阜)の先発へ向け、気温38度を超えたナゴヤ球場で調整。「やるべきことは変わらない。チームの勝ちにつなげることと長いイニングを投げることを意識する」と、チーム最多8勝右腕がチームの救世主としてマウンドに上がる。
隠れ防御率1位がベールを脱ぐ瞬間が近づいている。7月4戦4勝0敗、防御率0。球団では月間30イニング以上投げて、防御率0キープは初で、史上4人目の快挙も達成した。今季通算13試合、93回を投げ、8勝1敗、防御率0・48。6日に7イニング以上投げれば規定投球回に到達し、広島大瀬良の防御率0・85を上回る可能性は十分だ。「全然意識はしてない。防御率は(シーズンが)終わってみないとわかんないので」と、サラリと流した。
現在、33イニング連続無失点で、6日からの9連戦では2試合の先発が予定され、球団記録の45イニング無失点(20年大野雄)の記録も射程圏内。「思えば思うほど、たぶん結果的にはついてこない。1イニング1イニング、ワンアウトの積み重ね。何も意識せずに1つ1つのアウトを取っていきたい」と、数字はシャットアウトしている。
前回対戦の6月28日DeNA戦(バンテリンドーム)は6回4失点で初黒星を喫した。「僕の中ではすごく悔しい気持ちが先にあります。絶対にやり返すって気持ちでマウンドに上がる。同じ失敗はしないように、チームを勝ちにつなげられるようにやっていきたいです」。自らのリベンジも期して、21歳最後の登板でチームの連敗を止める。【伊東大介】



