日大が、谷端将伍内野手(3年=星稜)の劇的なサヨナラ左越え3ランで競り勝ち、1勝1敗とした。
劇的な幕切れが待っていた。3-5で迎えた延長タイブレークの11回裏1死一、二塁。打席の谷端は「これまで負けてきた試合は自分がチャンスをつぶしてきた。今までの全て取り返してるっていう気持ちで打席に入りました」と、内角真っすぐを振り抜き、レフトスタンド最前列に運んだ。
4番のひと振りに、沸いた。ベンチからは選手たちが飛び出し、ホームを踏む谷端を出迎えた。「正直何が起きたか、わかんないくらいだったんですけど、みんなが笑顔で迎えてくれて、あらためて勝ったんだな、と。ホッとしました」。この日は日大の創立135周年で、大貫進一郎学長が始球式を務め、スタンドでは林真理子理事長もサプライズ観戦。チアリーダー、吹奏楽部もかけつけた。「今日は必ず勝たないといけない、といつも以上に気合が入りました。声援のおかげで打てたと思います」。たくさんの応援団に向かって笑顔で手を振った。
片岡昭吾監督(46)は「今日は初回から積極的にいこうと話していた。総動員です。最後は谷端で決まりましたが、試合の途中も攻める姿勢が見えた」と、選手たちの活躍を喜んだ。



