巨人がメモリアル弾で流れをつかみ、北陸シリーズ最終戦を勝利で飾った。

1点を先制された直後の1回、先頭打者の増田陸内野手(24)が広島大瀬良から左翼席への3号ソロで同点とすると、トレイ・キャベッジ外野手(28)がプロ野球通算11万号のメモリアル場外弾をマークし、逆転に成功した。

138キロカットボールを右翼ポール際に運び、ボールは場外に消えていった。前日には4回の適時打直後に交代を申し出ていた。自打球を右足甲に当てていたが、この日も4番でスタメン。7号ソロは巨人の第93代4番打者として初の本塁打にもなった。

打線は7回に増田陸の適時二塁打などで追加点。先発の山崎伊織投手(26)は初回に坂倉に適時打を許したが、“地方の鬼”の面目躍如。通算8試合で5勝2敗の防御率1・90で、4失点以上を許した登板は1度もない地方球場で要所を締めた。6回まで投げきり1失点で6勝目を挙げた。

▼キャベッジの7号がプロ野球通算11万本目の本塁打となった。プロ野球1号は36年5月4日に藤井勇(タイガース)がセネタース戦で野口明から記録したランニング本塁打。5000本ごとの節目の1発が地方球場で飛び出したのは初めてだ。28日終了時の通算本塁打は11万1本で、内訳は1リーグ時代に2653本、セ・リーグで5万4023本、パ・リーグで5万3325本。