敗れはしたものの、西武の外崎修汰内野手(31)が意地を見せた。
スタメンを外れたこの日、7回2死満塁で代打で登場。「チャンスだったので集中して行きました」。オリックス宮城に2-2とされたものの、5球目を見事にショートの頭を越すライナーに。左前打で2人の走者が生還し、同点適時打。「うまいこと打てましたね」。一塁上で右手を突き上げた。
延長10回には先頭で打席に立ち、セーフティーバントを2度敢行(いずれも三塁側へのファウルに)。「延長で先頭出たらけっこうチャンスになると思ったので。サードもそこまで前にいなくてあんまり警戒してないのかなって」。持ち前の強打ではなく、泥くさいプレーで出塁を目指し、結果的に安打にもなった。
三塁にコンバートした今季、チーム最多の7失策をしている。27日の楽天戦(前橋)でも外崎の落球が逆転負けにつながった。この日も鳥越ヘッドコーチとマンツーマンで足の動きに取り組んでいた。
チームを引っ張らなければいけない中堅の立場として悔しさにあふれる。
「必死には常にやってますけど、今までやってる必死よりも、もっともっと必死に、チームが勝つためにいろいろ自分の役割を考えてやっていかないと」
まずは打撃面でこの夜、それが結果に出た。「結果にもつながって、もっともっと必死にと考える、いいきっかけになったと思います」と前を向いた。【金子真仁】



