ソフトバンク大関友久投手がチームトップの11勝目を挙げた。初回、いきなりネビンに12号2ランを被弾し、ビハインドの展開となったが、失点はそれだけ。7回101球を投げ西武打線に追加点を許さなかった。

「序盤は苦しかった。やるべきことをしっかりやっていこうと。3回くらいから自分の投球ができてきた」。2回1死一、三塁のピンチを招いたが、長谷川、渡部聖をしっかり仕留めると直後に味方打線が逆転に成功。波に乗った。

5月17日の楽天戦(みずほペイペイドーム)で今季3勝目を挙げてから無傷の9連勝。本拠地では99年篠原以来26年ぶりとなる開幕から8連勝となった。リーグで唯一、西武からは白星を挙げていなかったものの、プロ6年目、通算11試合目のマウンドでうれしい1勝をゲットした。「勝てなかった何かしらの理由はあったんでしょうが、今日勝てたので。自分にとって大きな1勝になった」と白い歯をこぼした。

投球への深い探究心がバックボーンにある。イニング間のベンチではメモ帳を取り出し、ペンを走らせる。試合後にはすぐに見返し、さらに翌日になっても目を通して昼夜関係なく反省と改善を繰り返しているという。開幕前に目標に掲げた数字は「13勝」。目標到達まであと2勝と迫ったが「負けないサウスポー」には最多勝のタイトル奪取も視野に入ってきた。「(タイトル)がついてきてくれたらうれしい」。遠慮気味にそう言ったが、白星の2文字しかイメージするものはない。【佐竹英治】

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