東京6大学創設100周年の秋に、明大がリーグ初の快挙を達成した。既に5季ぶりの優勝を決めている明大が立大に15-0で大勝し、1996年秋以来となる29年ぶりの10戦全勝優勝を飾った。全勝Vは東大以外の5校が達成しているが、2度目は明大が初。法大は東大を5-0で破って1勝1敗とし、勝ち点の行方は3回戦にもつれることになった。

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小島大河(4年=東海大相模)が22歳の誕生日を自らのバットで祝った。前日の試合が雨で流れたことから、誕生日に巡ってきた一戦。「できればホームランを打ちたかったですけど、実力不足でした」と謙遜したが、4安打1打点の固め打ちを披露。守備では安定感のあるリードで計5人の投手陣を無失点リレーに導いた。

明大は今年のドラフトで、東京6大学最多の3人をプロに送り出し、アマチュア最長の16年連続の指名を受けた。ロッテ2位エース毛利海大投手(4年=福岡大大濠)や日本ハム1位の守護神大川慈英(じぇい)投手(4年=常総学院)を中心に「守り勝つ」野球が機能し、チーム防御率0・70と強固な守備を築いた。いい守備からいい攻撃へ。西武1位小島河を中心とした切れ目のない攻撃が牙をむいた。チーム打率はリーグ唯一の3割台(3割2分5厘)。今季は投打両面で抜きんでた。

明大としては29年ぶりの10戦全勝優勝だが、ここが終わりではない。次なる舞台は来月14日開幕の明治神宮大会。「ここからさらに成長して、強い明治を見せられたら」と小島。日本一へ抜かりはない。【平山連】

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