巨人則本昂大投手(35)が、野球少年時代から大ファンだった阪神との初対戦を心待ちにした。
13日、川崎市のジャイアンツ球場で行われた先発投手練習に参加。登板予定だった9日広島戦(マツダスタジアム)が雨天中止となった影響で、7回2失点も移籍後初黒星を喫した2日中日戦(バンテリンドーム)以来、中11日の先発マウンドとなる。
「ちょっと登板の間隔が空いてるのはあるんですけど、その分いい準備はできたかなと。あとは明日しっかりとそれをマウンドで表現するだけなのでしっかりと自分の仕事したいなと思います」と引き締めた。
滋賀県出身の則本は野球少年時代から大の虎党。代打の神様と呼ばれた桧山進次郎氏(56=日刊スポーツ評論家)や井川慶氏(46)の大ファンでよくテレビで応援していた。
伝統の一戦で、巨人のユニホームを着て臨む甲子園のマウンド。「ジャイアンツのユニホームを着て対戦するとは、正直思ってなかった。そこに関しては特別な思いはあります。ただファンではありますけど、ジャイアンツの一員なので全力で戦って勝ちたい」と手を抜くつもりは一切ない。
大観衆、大歓声の中、虎党ならではの注意事項も。「阪神のチャンステーマとかは歌えるので。チャンス襲来とかワッショイは極力、聞かないように努力したいなと思います」とチャンスを作らせず、身体にしみこんだチャンステーマは流させないつもりだ。
甲子園での先発は、楽天時代の14年6月21日以来12年ぶり。同戦では完封勝利を挙げて、いいイメージも残る。「マウンドから浴びるタイガースファンの応援はすごい。そこにも負けないようにしたい」と首位の虎打線を封じ込める。【小早川宗一郎】



