開幕から1カ月、阪神が大きな入れ替えに出た。ベテラン梅野隆太郎捕手(34)が今季初めて1軍合流。DeNA戦(横浜)は雨天中止となったが、25日の広島戦(甲子園)から1軍戦力として加わる。
雨の横浜スタジアムに現れた背番号2は「もう頑張るだけです。それだけです。(調子は)悪くないと思います」と引き締まった表情で応じた。2軍では16試合で打率2割9分、2本塁打と上り調子だ。
チームはDeNAに2連敗。打線が好調な一方で計23失点、被安打29と投手陣が踏ん張れなかった。交代で抹消されたのは若い嶋村。打撃だけでなく、ディフェンス面でもダントツの経験を誇る梅野を急きょ呼び寄せた理由も想像がつく。
1軍は坂本、伏見、梅野という、いずれも最優秀バッテリー賞経験のあるベテラントリオが担う球界でも珍しい組み合わせとなった。藤川監督は梅野昇格について「チームはゆっくりと地盤固め、作っていく途中ですから。チームのバランス、全体像ですね」と説明した。
梅野は「自分がどうこうよりも、チームも別にそんなに負けが込んでいるわけじゃないし、どっしりとやっていく。本当に1試合1試合の積み重ねだと思う」と落ち着いていた。24日も試合がないため、切り替えにはもってこいの2連休。甲子園で再出発する。
◆阪神梅野一問一答
-2連敗中の合流
「やるべきことをしっかりやって、チームのために頑張りたい。負けには貢献したくないから」
-甲子園で再出発。
「自分自身、普通にちゃんと頑張っていく。頑張っていくだけです。本当に」
-ファンも期待している
「皆さんがずっと応援してくれて、SGLでも遠征先でもいろいろ声をかけてくれた。ファンのためにも頑張りたい」
-SNSでも反応が
「そういう人たちが笑顔になれるようなプレーをしたい。結果がついてくればそうなる。ファンを喜ばせるものにしていきたい」
◆阪神梅野の今季ここまで 4年契約を満了した昨オフは、海外FA権を行使せず残留。今春キャンプは若手や調整組が主体の具志川組スタートとなり、プロ13年目で初めて開幕を2軍で迎えた。ファーム西地区ではここまで16試合に出場し、31打数9安打5打点、打率2割9分。直近の19日広島戦(SGL)で左翼へソロ本塁打を放つなど、2本の本塁打もマークしていた。



