「王貞治レガシーデー」として開催され、ソフトバンクの監督、コーチ、選手は全員、王貞治球団会長(86)がホークスの監督時代に着けていた背番号「89」のユニホームを着用した。試合前のセレモニーには小久保裕紀監督(54)、城島健司CBO(チーフ・ベースボール・オフィサー=49)、秋山幸二元監督(64)、工藤公康元監督(63)らレジェンドが集結。歌手の藤井フミヤ(63)が「勝利の空へ」を熱唱し盛り上げた。

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○…ソフトバンクは王球団会長が95年に当時のダイエー監督に就任し、ここまで常勝軍団に変えてきたホークスの文化を次世代へ継承しようと「王貞治レガシープロジェクト」をスタート。その象徴として「レガシーデー」を開催。ともに歴史を作ってきた秋山氏、工藤氏、小久保監督、城島CBO、井口氏、藤本氏、和田氏、内川氏、摂津氏、サファテ氏が集結。現役では柳田だけがレジェンドに選ばれた。王球団会長は「95年に入団して以来32年目を迎えております。ホークスがもっと大きな歴史ができるように、これからも頑張っていきたいと思います」とあいさつした。

▽工藤公康氏「背番号89のユニホームはすごく重みがあります。王会長はホークスだけでなく野球界のことも心配されている。これからの子どもたちのために野球ができることをしっかりやっていかないとという話をされた」

▽秋山幸二氏「王さんは、いざ試合になるとすごい。ベンチから足を出して1球1球、自分が打席に立っているような感じを出しながら、一緒に戦っているという姿はすごく印象に残っています」

▽藤本博史氏「(ホークスの1軍)監督になったときは王会長から3回に1度はメールをいただいた。本当にありがたかった。メールを読むのが幸せでした」

▽井口資仁氏「プロに入って8年間、王会長のもとでプレーさせていただいた。野球選手だけでなく、人間としてしっかりと歩んでいかなくちゃいけないということを伝えられた。99年の(ダイエー)初優勝は一番の思い出です」

▽和田毅球団統括本部付アドバイザー「(王会長は)常にファン目線というか、そういう教えだった。よく『逆球』は怒られた。怒られたことはたくさんあるが、それが現役を43歳までできた糧になった」

▽摂津正氏「背番号89のユニホームに袖を通して、やっぱりシャキッとしますね。王会長のファンの方を大事にする姿はすごい。昔、ヒーローインタビューを断ったときに『ファンが待っているのだからどんな状況でも出なさい』と広報から王会長の言葉を伝えられた。自分が未熟だと感じさせられた」

▽内川聖一氏「レジェンドに選んでいただいて幸せというのが一番。FA宣言をしてホークス入りするときに交渉で王会長から『今までやってきたそのままの君でいい』と言われた。人生を左右する決断は王会長の言葉で後押ししていただいた」

▽デニス・サファテ氏「王会長のイベントをお祝いするのはすごく気持ちいい。王さんが日本の野球をつくったと言っても過言ではない。15年、16年の会長の誕生日にセーブを挙げてウイニングボールを渡したのが思い出に残っている」

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