中日は楽天に逆転勝ちで、今季2度目の同一カード3連勝を飾った。借金を12まで減らし、交流戦1カードを終えて日本ハム、ロッテと並んで首位発進となった。

先発の金丸夢斗投手(23)は8回1失点で4勝目。2回に味方の失策絡みで先制を許したが、その後は追加点を与えず、114球の熱投を見せた。「この2試合調子が悪かったので絶対に抑える気持ちで上がりました」。首脳陣の配慮で開幕から中6日で回っていたが、今季初の中8日での登板で期待に応えた。

打線は楽天先発滝中らに苦戦。7回まで無得点に倒れていたが、8回に逆転した。先頭田中が遊撃への内野安打から好機を作ると、右手首負傷から3試合ぶりにスタメン復帰した村松が、左翼線へ同点打。さらに代打阿部の中前打で好機を広げ、続く板山が「ここで逆転するしかない」と中犠飛を放ち、勝ち越した。井上一樹監督(54)は「ウチがやられていたパターンを今日はああいう形で逆転できた。俺らもできるんだぜっていうところをみせられる試合になった」と笑顔。さらに「苦しい展開でも夢斗が踏ん張ったことが8回につながった」と左腕をたたえた。9回は守護神松山が締め、接戦を制した。

∇中日村松(8回に楽天鈴木翔から7球粘って左翼線への適時同点打)「ファウルを打っていくうちに、軌道のいいイメージができたので。結果的にあっち側(左翼線側)に落ちてくれてよかったです。(右手首は大丈夫か)そうですね。その日のベストを持っていけるようにしたい」