「大砲」を搭載したリードオフマンが豪快なアーチでチームを勝利に導いた。ソフトバンク正木智也外野手(26)が強烈な3号ソロをバックスクリーン左にたたき込んだ。

1点をリードした3回だった。先頭打者で打席が回ってきた。初回の第1打席は広島先発の玉村の前に空振り三振。悔しさは文字通りバットで晴らした。カウント2-1からの4球目。144キロの直球を狙い通り仕留めた。「ストライクがきたら思い切り振ってやろうと思っていた。長打が出たらいいと思って振った」。打球速度180キロの高速弾で突き刺した。3試合ぶりの1発。1軍合流からこれで12試合連続安打。先発1番でも45打数17安打、打率3割7分8厘。出塁率も4割4分と頼もしい限りの活躍ぶりだ。

5回の第3打席も中前打を放って5度目のマルチ安打。「1番は打席が一番多く回ってくる打順。打席が多い分、チームに貢献する打撃ができればと思っています」。右足の蜂窩(ほうか)織炎のため開幕は出遅れたが、1軍昇格からめざましいばかりの活躍ぶり。「正木は今、乗っているからね。自信を持って打っているよね」。快勝ゲームを見守った王球団会長もパワーを備えた1番打者の活躍を称賛した。

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