16年ぶりの舞台となった函館大(北海道学生)が慶大(東京6大学)に敗れ、準々決勝進出とはならなかった。先発した三浦吉平投手(2年=本荘)は3回を投げ3四球と制球に苦しみ3失点。2番手以降の投手も要所を締められず、計9四死球と課題が浮き彫りとなった。5失策と守備の乱れも響いた。阪内俊喜監督(70)は「リーグ戦中はほとんどエラーがなかったんですけど。全国慣れしてないからかな」と振り返った。
頼みの打線も慶大先発・渡辺和の前に6回10三振と沈黙した。全国トップクラスの左腕に「素晴らしい投手。タイミングが合わず打てなかった」と悔しさをかみしめた。
決して恵まれた練習環境ではなかった。「練習試合を組むのが大変なんですよ」。函館から札幌市内まで約4時間。最も近い練習試合相手は、新幹線で約1時間を要する青森大だった。厳しい環境の中でも選手たちは着実に成長。部員数55人と決して大所帯ではないが、全員が同じ環境で切磋琢磨してきた。阪内監督は「出直してきます」と前を向き、雪辱を誓った。



