これぞ仕事人だ。阪神大山悠輔内野手(31)が、2打席連続アーチで、プロ2年目の18年から9年連続2桁本塁打を決めた。

まずは8回だ。DeNA3番手宮城の132キロフォークをさばき、左翼席へ9号ソロ。17日楽天戦(甲子園)に続き、2戦連発となった。まだ終わらない。9回だ。今度は4番手坂本の146キロ直球をとらえ、ライナーで左翼席に10号ソロを突き刺した。

「何があるか分からない球場ですし、1点でも多くというところ。そういう意味では、1点1点の積み重ねでいったのが良かったのかなと思います」

好機になればなるほど、集中力が研ぎ澄まされる。初回は1死二、三塁から遊ゴロの間に2点目を運んだ。3回の第2打席は右前打。5回の第3打席は1死一、三塁から左犠飛。相手にトドメを刺した2発はもちろん、常に得点に結びつける勝負強さが頼もしい。

4月22日DeNA戦(横浜)以来となる1試合2発を含む3安打4打点の大暴れ。今季のDeNA戦は22打数10安打、打率4割5分5厘、4本塁打10打点のお得意様だ。「試合に勝ったのが一番、そこが一番です」。“無双状態”に入った背番号3が、猛虎の快進撃を支える。【林英樹】

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