心待ちにした景色だった。巨人フォレスト・ウィットリー投手(28)がノーヒットノーランまであと4人という貫禄の投球で勝利をたぐり寄せた。8回2死まで無安打投球を継続。7回2/3を1安打無失点10奪三振3四球の快投でチームの連敗を2で止め、東京ドーム初勝利でお立ち台とその後の場内一周も初体験した。「アメリカでは(勝利の)5分後には忘れ去られている。日本の場合は余韻に浸れる」とファンの声援が心地よかった。

序盤から持ち前の力強い直球と、鋭く曲がるカーブを軸にゾーンへ集めた。8回2死、中日村松に中前打を浴びて降板するも、内海投手コーチの助言を都度受け入れて結果につなげ「すべて内海さんのおかげ。よく見ていてくれるし、パッとなにか言ったことが、だいたい自分に当てはまる」と感謝。内海投手コーチも「ヒットを打たれるまではいくつもりだった」と託した。

打線は浅野翔吾外野手(21)が昇格後初打席初スイングでの今季初本塁打で試合を決めた。この1勝で阪神と並んで同率首位に返り咲いた。橋上監督代行は「このカードしっかり勝ち越せるように」と堅首していく。

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