ロッテ八木彬投手(29)がまたも勝利を引き寄せ、自身7勝目を挙げた。2点リードの8回に鈴木昭汰投手(27)が登板。2死一、二塁のピンチを招き、山口航輝外野手(25)が浅村の左翼フェンス直撃の打球をお手玉し、捕りきれずに同点とされた。2死満塁で八木が登板。2球で抑え、追加点を与えなかった。直後の裏の攻撃で山口が無死一塁から左翼スタンドへの2ランで勝ち越しに成功した。
◇ ◇ ◇
謝罪連発のヒーローだった。8回に勝ち越し本塁打、5打点の活躍をしたロッテ山口はお立ち台の第一声で、「その前に、守備で小島さんと(鈴木)昭汰さんに迷惑をかけたので本当に申し訳なかったです。すいません」と謝罪した。
8回表の守備。2死一、二塁で楽天浅村の飛球を左翼フェンス際まで追いかけ、捕球体勢に。ところが、捕りきれずに2者をかえす同点の適時二塁打としてしまった。先発小島の勝ちを消し、投げていた鈴木にも自責点2をつけることとなった。「フェンスとの距離を誤ったっていうか。先に(フェンスに)ぶつかっちゃったんで。捕れるボールでした」と反省した。
それでも「取り返すことしか考えていなかった」と直後に楽天加治屋のフォークを2ランにして勝ち越した。「正直『やっちまったな』っていうのしか頭になかったですね。浮いてきたフォークと『やっちまったな』が半分半分でした」と心境を明かした。
この日は父の日にちなみアイブラックをブルーに。家に帰れば自身もパパとしての顔を持つ山口は「僕はやりたいことを何不自由なくやらせてもらってここまで育ったので。いいお父さんって言われるように子供にもやりたいことを全てやらせてあげられる父親になりたいなと思います」と誓った。



