全日本大学野球連盟は22日、台湾・台中市で行われる「ワールドカレッジベースボールチャンピオンシップ」(7月11日~15日)に出場する侍ジャパン大学代表の28人を発表した。
平塚市内で3日間の選考合宿を打ち上げ、参加者50人の中から投手11人、野手17人を選出した。主将は青学大の渡部海捕手(4年=智弁和歌山)が務める。
今回選出された28人について、鈴木英之監督(59)は「投手力が充実していると思っている。とくに左投手が多いのが特徴です」と、評価した。投手として選出されたのは11人(内野手として選出された大商大の中山優月選手・3年=智弁学園は、二刀流で投手としても起用予定)のうち、左投手は6人。全日本大学野球選手権で優勝した関大のエース・米沢友翔(ゆうと)投手(4年=金沢)、準優勝の慶大のエース・渡辺和大投手(4年=高松商)、4強入りの国学院大のエース・藤本士生投手(4年=土浦日大)と、いずれも左投手だ。合宿初日、練習後に鈴木監督は「思ってたよりも左投手が豊富。左の好投手が多い学年。こういう年は珍しいと思う」と印象を口にしていた。ドラフト上位候補に挙がる青学大の最速154キロ右腕、鈴木泰成投手(4年=東海大菅生)も選出され、左右に好投手が並んだ。
今大会は日本、アメリカ、チャイニーズ・タイペイ、韓国の4カ国が参加し、総当たりの予選ラウンドを行い、準決勝、決勝、計5試合の連戦となる。「連戦ということは、一にも二にも投手力。気候もこの時期の台湾は非常に蒸し暑い。かなりハードな大会になる。投手を多めに1人1人の負担を軽くしながら、投手中心にロースコアのゲームにしたい」と意気込んだ。
チームは7月2日から平塚市内で直前合宿を行う。今大会は台湾、韓国がチーム編成上、同年代のプロ野球選手も参加。レベルの高い試合が期待される。
【過去5年の大学日本代表投手陣に占めるサウスポーの割合】
26年(28人選出)投手11人(サウスポー6人)
25年(26人選出)投手10人(サウスポー4人→亜大・山城、明大・毛利、早大・宮城、立命大・有馬)
24年(24人選出)投手11人(サウスポー2人→仙台大・渡邊、近大・野口)=24人
23年(26人選出)投手11人(サウスポー3人→東洋大・細野、国学院大・武内、桐蔭横浜大・古謝)
22年(24人選出)投手9人(サウスポー2人→日体大・知沢、白鴎大・曽谷)
以下、侍ジャパン大学代表選手
【投手】
角田楓斗(富士大4年=東奥義塾)右左、178・83
猪俣駿太(東北福祉大4年=明秀日立)右左、185・92
鈴木泰成(青学大4年=東海大菅生)右右、187・92
馬場拓海(日体大4年=福岡大大濠)右右、184・88
宮原 廉(近大4年=崇徳)右右、182・88
大城海翔(仙台大3年=滋賀学園)左左、170・75
渡辺和大(慶大4年=高松商)左左、180・80
藤本士生(国学院大3年=土浦日大)左左、180・86
米沢友翔(関大4年=金沢)左左、180・80
星野世那(大商大4年=近江)左左、179・78
古堅鈴之輔(富士大3年=読谷)左左、178・83
【捕手】
井上和輝(法大2年=駿台甲府)右左、184・93
渡部 海(青山学院大4年=智弁和歌山)右右、180・92
前嶋 藍(亜大4年=横浜隼人)右右、175・84
西野啓也(立命大4年=高知)右右、180・78
【内野手】
岡田啓吾(明大4年=前橋育英)右左、176・79
今津慶介(慶大4年=旭川東)右両、180・80
小林隼翔(立大3年=広陵)右右、175・84
山里 宝(亜大4年=神戸国際大付)右右、174・78
鈴木湧陽(中京大3年=松商学園)右左、170・66
林 純司(慶大3年=報徳学園)右右、170・72
赤堀 颯(国学院大4年=聖光学院)右右、174・78
中山優月(大商大3年=智弁学園)右左、176・76※投手兼任
【外野手】
黒田義信(東日本国際大4年=九州国際大付)右左、180・83
榊原七斗(明大4年=報徳学園)左左、173・79
境 亮陽(法大2年=大阪桐蔭)右左、181・79
真辺麗生(駒大3年=東邦)右右、177・88
春山陽登(大商大4年=敦賀気比)右右、177・90



