左手首骨折からの復帰を目指す阪神近本光司外野手(31)が26日、振りまくり、打ちまくった。尼崎市内の2軍施設SGLの室内で練習。ティー打撃は骨折した左手のみのスタイルから、両手でインパクトまでの形、さらにはロングティーまで数種を実施。最後は打撃投手の球も打ち込んだ。時間にして約80分間。ほぼぶっ通しでスイングしまくった。

「順調には進んでいます。自分の状態を確認しながら、できることをしっかりやっているだけです」

4月26日広島戦(甲子園)で死球を受けて負傷した。同27日に出場選手登録を抹消され、5月1日にリハビリを開始。戦線離脱からちょうど2カ月がたった。ここまで打ち込めるのは、順調に回復している何よりの証拠だ。キャッチボールも40~50メートルの距離で実施。状態を確かめながら、丁寧に練習を繰り返した。

もちろん、チームの状況も気になっている。「勝ってほしいです。ケガ人も出てきているので、コンディションが大事だと思います。厳しい戦いの中でも、どうやって楽しむか。そこを意識してリハビリを頑張っている。そこは忘れずにやりたいなと思います」と胸中を明かした。

左手が使えない時は、足の使い方を考察しながら取り組んだ。新たな視点で見つけたこともあった。毎日が挑戦の連続。その成果が今につながっている。猛虎が誇るリードオフマンが復帰に向け、1歩ずつ、着実に前進している。