阪神藤川球児監督(45)にとっても忘れられない1勝となったようだ。

阪神は19日の広島戦(マツダスタジアム)で勝利し、4カード連続の勝ち越しで首位を堅守した。

先発村上が2者連続本塁打を浴びるも、立石の適時打、坂本の2号ソロで同点。そして佐藤の適時二塁打で2点勝ち越した直後の8回2死二塁、大山悠輔内野手(30)が死球を受けると、グラウンドで両軍が入り乱れ一時騒然。警告試合が宣告された。

藤川球児監督は「遠藤投手から坂本がね、苦しんでいる中ボコんと打ったというのが、これが非常に大きいですね。チーム力にも大きくつながってくるし、まとまりが一気に出たしね。こういうところが、選手たちの胆力というか我慢強さというか、チーム力が上がることにつながってきますから」と振り返った。

佐藤の決勝打には「中野のコンディションがあるなかでディフェンスもそうだし、走塁も。本当に紙一重のギリギリのプレーがつながってきて、苦しいゲームが取れたりするので、結束力をここで発揮できたと思いますね」とその直前に好走塁を見せた中野からチームをねぎらった。

結束力が高まるような1勝かと問われた指揮官は「今日のゲームはそうですね。自分の中ではベストゲームかなというように思いますけどね」ときっぱり。球宴ブレークを目前にして、価値ある1勝となった。