オリックスが土俵際で踏ん張った。投打が絡んで虎の子1点差を死守。敗れれば前半戦前の89試合目で、自力優勝が消滅する危機を回避した。
1点を追う4回2死走者なしから西川、太田の連打からの一、三塁で宗佑磨内野手(30)が2試合連続タイムリーとなる右前打で同点。5回は無死二塁で若月の遊ゴロの間の二走宜保の三塁を狙い失敗した。チャンスが途切れた直後に杉沢龍外野手(26)が勝利を呼び込んだ。カウント1-2と追い込まれながら、ソフトバンク先発上沢のフォークをすくい上げ右翼席へ。「今年は自分を信じ抜く年だと思ってやっているので、良い結果になってくれて良かったです」と喜んだ。4月に死球で右尺骨を骨折し離脱したが、医師も「人間じゃない」と驚く回復力で2カ月未満で戦列復帰。根性の男が1カ月ぶりの本塁打で輝きを放った。
先発のアンダーソン・エスピノーザ投手(28)は4安打1失点。椋木、マチャドの必勝パターンにつないで、チームは連勝。先発右腕は、今季最多の116球を投じ、自己最多の9勝目を手にした。



