中日は2度追いつかれながらも終盤に突き放し、3カードぶりのカード勝ち越しを決めた。阿部寿樹内野手(36)がプロ11年目でキャリア初の1試合2本塁打を放ち、勝利の立役者となった。
打線は8勝を挙げている好投手ヤクルト山野を序盤から攻めた。福永の2号ソロで先制すると、4回に追いつかれたが、阿部の2号3ランで再び勝ち越し、6回までに3点をリードした。その裏に追いつかれても、8回にヤクルト3番手リランソを攻略。先頭の細川が四球で出塁すると、続く阿部がカウント3-1から真ん中直球を左中間へ運び、試合を決めた。2本塁打はいずれも直球を捉えた1発。「今年はまっすぐを打ちたいと思いながらやっている。ちゃんと打ち返せてよかった」と笑顔で振り返った。
6月14日日本ハム戦以来のスタメン出場だったが、「特にやることは変わらないんで」と普段通りの準備を貫く。井上監督は「(同ポジションの)ミゲルがあかんっていうわけではなく、9連戦のタイミングで、いつか使いたいと思っていた。応えてくれた阿部がたいしたもんだなと思います」と、起用に応えた36歳ベテランを称賛した。



