阪神大山悠輔内野手(31)がここ一番で勝負強さを発揮した。0-3の7回、中野の犠飛、佐藤の二塁打で1点差。なおも続く2死二、三塁のチャンスで逆転の2点右前打を放った。
つないで、つないで。これが阪神打線だ。締めは大山だった。「みんなでつないで作ったチャンスだったのでこのまま逆転したいと思っていました」と目尻を下げた。
右腕阪口の代わりばな。1球目の外角直球を見逃したが、2球目の同じような直球をバットの芯に合わせ、痛烈なライナーを右前にはずませた。2者が生還したのを見届けた一塁上で思わずベンチに右手を上げた。大騒ぎの仲間たちと喜びをがっちり共有した。
森下がコンディション不良でベンチスタート。大山は5月31日以来、2カ月ぶりに「4番」に打順が1つ繰り上がった。夏に強い大山はこの7月、打率3割1分6厘と月別の今季ベストをたたき出した。ヒーローインタビューでは「長いシーズン、いろいろアクシデントもあるし、予測できないことがたくさんある。全員でカバーしながら明日からも戦っていきたい」と話して大喝采を浴びた。大山の存在が頼もしい。



