ソフトバンク正木智也外野手(26)が弾丸アーチを放った。
0-0で迎えた3回2死一塁の第2打席だった。1ストライクからの2球目だ。早川が投じた内角低めの直球を仕留めた。打球速度183・5キロ、角度17度。最高到達点は10メートルと超低空飛行で伸びていった打球は左翼ホームランゾーンへ飛び込んだ。2戦ぶりの今季16号2ラン。ドジャース大谷翔平をほうふつとする超速弾に周囲はもちろん、自身もびっくりの1発だった。
「角度がついていなくてホームランになるとは思いませんでした…。しっかり振れた結果がフェンスオーバーにつながってくれた」と納得の表情を浮かべた。ベンチから見届けた小久保監督も「なかなかない角度。(入るとは)思わない、思わない」と目を丸くした。
今季は開幕こそ出遅れるも、5月中旬からは不動の1番打者として定着。ここまで56試合に出場し、打率2割9分5厘、16本塁打、40打点をマークする。強打の切り込み隊長として首位快走の原動力となっている。
チームは後半戦の初戦を白星で飾り、貯金「25」は今季最多だ。2位西武とは同最多の6ゲーム差とし、最短4日にも優勝マジックが点灯する。さあリーグ3連覇へ-。小久保ホークスがいよいよ歓喜のカウントダウンへ突入しようとしている。【佐藤究】



