阪神がホームで連敗を喫し、巨人に8日ぶりに同率首位に並ばれた。2カード連続負け越しは6月9~14日(ソフトバンク、オリックス戦)以来2カ月ぶり。それでも藤川球児監督(46)は「顔を上げてチームをひとつにまとめあげながら、戦い続ける。それを絶対下ろさないというところ。ここからですね」とすぐに切り替えた。

守備の乱れが失点につながった。2回に先制を許し、なおも2死一、二塁のピンチ。投手マラーの左中間への当たりに、直線的に走った左翼ガルシアは止めることができず後逸。2点適時三塁打にしてしまった。

さらに1-5で迎えた7回、ガルシアがサノーの打球にスライディングキャッチを試みたがまたも後逸してダメ押し点を献上。失策の記録はつかなかったが、痛恨のプレーが相次いだ。藤川監督は「すべてこれからですね。チームとしてすべてこれからです」と改めて強調。「まだまだ顔を上げて明日戦うというところで、まだまだ戦いは続きますから」。満塁弾を含む2戦連発など、デビューから持ち前の長打力を発揮してきた助っ人を責めなかった。

負の連鎖は収まらず、2回に熊谷が悪送球、5回に佐藤がファンブル、9回に元山が後逸と今季ワーストの1試合3失策。打線も12安打の中日に対し、10安打を放ったが1得点で再三の好機を生かせなかった。「ずっと続いているところではありますけど、それも含めて明日からしっかり顔を上げて戦うと。そこに尽きますね」。夏恒例の黒色ユニホームでも連敗となったが、今日こそスカッと勝ちたい。【磯綾乃】

∇阪神ガルシア(初めての京セラでの外野守備に)「言われたところで守るだけですし。できたプレー、できなかったプレーはありましたけども、言い訳はせずにいようと思います。(スライディングは)ボールに一直線でなんとか止めて、ダメージを最低限にというイメージで行ったんですけど、止められなかった」