日本の伝統文化であり、ユネスコ無形文化遺産でもある「歌舞伎」が、日本ハムの球団主催試合で初めてグラウンドで披露された。
歌舞伎俳優であり、テレビや映画など多方面で活躍の片岡愛之助が、歌舞伎や日本舞踊の代表的演目「連獅子」を、藤間康詞とともに演じた。本塁とバックネットの間にステージが設けられ、白い毛の親獅子役片岡に続き、赤い髪の仔獅子役藤間が三塁側から入場。荘厳な響きの中で舞い、最後は長い毛を激しく振り回した。迫力ある演舞に、ベンチの新庄剛志監督(54)、選手会長の清宮幸太郎内野手(27)らは、拍手をおくっていた。
いったん引き上げると、愛之助は早着替えして、もみあげの長め、短髪の“ルパン三世風”いでたちで再登場し、ファーストピッチにも挑戦。見事ノーバウンド投球を披露すると、再び喝采を浴びていた。
9月2日から26日まで、京都・南座で人気アニメ「ルパン三世」を原作にした歌舞伎「流白浪燦星 碧翠の麗城」が上演される。主人公の「流白浪燦星」「石川五ェ門」を演じる片岡は「緊張しましたけど、こんなにうれしいことはありません!歌舞伎観に来てくださーい!」と呼びかけた。打席に立ち、片岡がボールを投げる前にバットが空を切った藤間は「愛之助さんのボールが速すぎて打てませんでした~」と驚いていた。



