ソフトバンク大津亮介投手(27)が西武打線を7回4安打無失点に抑える好投で、ハーラートップに並ぶ11勝目を挙げた。

「全集中で全イニング入りました」。細身の右腕は立ち上がりから攻めた。初回を3人で切ると、直後に先制の1点をもらった。押し込む直球にチェンジアップ、フォーク、スライダーなど変化球を駆使してレオ打線を封じ込んだ。4番の中村剛は3打席連続の空振り三振に切った。

4回、先頭ネビンに二塁打された。2死を取って6番渡部の遊ゴロを一塁正木智也外野手(26)が捕球ミス。一、三塁のピンチを招いたが、マウンドで冷静さを失わなかった。前回8月29日のオリックス戦(京セラドーム大阪)では3回に二つの味方失策が重なり4失点(自責は0)。敗戦投手となった。「前回の経験が生きました。マウンドで一呼吸置くことができた」。続く7番滝沢をカウント0-2からフォークで二ゴロに仕留めた。球速差による緩急だけではなく、クイックなど投球間隔もずらし、手玉に取った。

開幕時は先発ローテの「6番目の男」に滑り込んだが、最多勝も狙える位置に来た。「(11勝は)非常にうれしい。でも、まだまだ投げられるので、1勝1勝残せるようにしたい」。有終のゴールまで気を抜くつもりはない。【佐竹英治】

▽ソフトバンク王球団会長(大津が好投し西武に連勝)「大津がよかったね。(西武の)隅田もよかったから、今日は投手戦だったけど、二つ取れた(連勝した)のは大きいよ」

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